ImageViewer-J は、フィルタ、ジェネレータ、そして画像転換効果(トランジション)などの QuickTime™ビデオエフェクトを利用できます。ジェネレータ効果では、現在の画像を置き換える新しいエフェクトが作り出せます。またフィルタ効果では、画像にエンボスなどの効果を加えられます。最後に、画像転換効果を使えば、ブラウズおよび自動ブラウズで2枚の画像の表示を切り替える際の転換効果を制御できます。
ImageViewer-J で QuickTime のビデオエフェクトを使うには、まずその設定をオンにして機能を有効にしておかなければなりません。
QuickTimeエフェクトをオンにする場合:
- 編集メニューの“プリファレンス”を選択します。
- プリファレンス・ポップアップメニューで、“ファイル”を選びます。
- 下図の“QuickTime™エフェクトを使う”チェックボックスをチェックします。
- “OK”ボタンをクリックします。
注意:QuickTime 4.0 を使っていて、ビデオエフェクトをオンにした場合、追加ファイルのダウンロードを要求される場合があります。
ほとんどすべての QuickTime エフェクトは、エフェクトの内容を変更するために調節できるオプション属性を持っています。エフェクトとその属性を指定するためには、“設定”メニュー項目を使います。QuickTime エフェクトを設定する場合:
- エフェクト・メニューから“QuickTimeエフェクト > 設定 > ジェネレータ”を選択して、以下のようなダイアログを開きます。
あるいは
- エフェクト・メニューから“QuickTimeエフェクト > 設定 > フィルタ”を選択して、以下のようなダイアログを開きます。
あるいは
- エフェクト・メニューから“QuickTimeエフェクト > 設定 > 画像転換効果”を選択して、以下のようなダイアログを開きます。
- 効果リストから効果を選びます。
- 指定した効果の属性を設定します。
- “OK”ボタンをクリックします。
QuickTimeエフェクトを実行するには、ジェネレータ、フィルタ、あるいは画像転換効果を選んでおいて、実行機能を使います。QuickTimeエフェクトを実行する場合:
- QuickTimeエフェクトを設定します。
- 下図のように、エフェクト・メニューから“QuickTimeエフェクト > 実行 > <エフェクト>”を選びます。
注意:<エフェクト>は、ジェネレータ、フィルタ、あるいは画像転換効果の名前です。
回数設定オプションで、QuickTimeエフェクトが起こす処理の回数を指定することができます。エフェクトの回数を指定する場合:
- “エフェクト > QuickTimeエフェクト > 回数設定”を選択します。
- 下図のダイアログが開くので、“回数設定”フィールドに数値を入力します。
- “OK”ボタンをクリックします。
画像切り替え時に、転換効果をランダムに実行したければ、ランダム転換効果をオンにします。ランダム転換効果をオンにする場合:
- “エフェクト > QuickTimeエフェクト > ランダム転換効果”をチェックします。